灯台の産地より



わかる?
この子。

高級マスクメロン「アールス」の赤ちゃん。
ここから彼(彼女?)のメロン人生が始まるのです。

よちよち歩きのときは、メロンだってナスだってお米だって、めいっぱい手がかかる。
子供だってそう。
歩き始めなんか めっちゃ危なっかしい。
だから手を差し伸べるし、サポートするし、こそっと見守ってる。

 

基本、熊本のなすは長いんです。
一般的な築陽なす…ほら、いつもみる普通のね。
だいたいあの築陽がすでに長いし。
あたりまえに20センチほどもある。
だから長なすは推して知るべしで。

でも、この写真のは長なすよりさらにすっごく長くて、45センチは超えてた。
そのうえ、めっちゃデカい。
そう、これは「大長なす

生産者に「この大長、立派ですね」と声かけると、
「いや、言わんでください、恥ずかしか…」と。

彼の自慢の大長なすは、60センチ超えが一人前なんだと。
70センチにも届く(釣り竿かいっ)強烈なのもあると。
でも今年はあまりの暑さで、50センチ未満で生育がピタっと止まったらしい。
こうなるとベテラン農家もお手上げ。
手を差し伸べても、サポートしても、どれだけ見守ってもそれ以上にはならない。

て、ぉぃぉぃ、
十分デカいし、おもいっきり長いわ、45センチ。(苦笑)
で、これがまた超美味しくてね。
皮がしっかりしてて、火を入れると果肉がホワッホワと、とろける。
これぞ熊本が誇る ”伝統野菜” のひとつ。

焼きなす、200%うまいよな。きっと。

熊本の ”伝統野菜” といえば「水前寺菜」
鹿児島や奄美ではハンダマ、石川県では金時草なんて言われる美しい野菜。
ほら、葉の片面が美しい紫で、もう片面が緑でしょ。
でも写真のようにビシっと見事な色のコントラスを出せるのは、熊本でも限られた地域だけ。
朝がアホほど寒くて、昼がイヤんなるほど暑い。
そんな忙しくて厳しい環境が生む色彩の芸術ですね。
(さらにオーガニック、無農薬栽培なのです)

その芸術を、さらに極めてくれたのがKLASINAさん。
前回のブログつまり、クラっとくるのに弱いのですでもちょっと書いたけど。
こないだの日曜日に『OFS春のマルシェ』で、わがサムライ野菜たちをね。
うん、極めてくれた。

KLASINAさんのブログでご活躍ぶりがわかります。
OFS 秋のマルシェ 無事終了しました!

こちらこそ、ステキすぎるお料理に感謝です。
お手伝いに現れてくれた救世主にも感謝です。
(個人的に「肥後レンコンのポタージュ」がめっちゃ気になる)

よちよち歩きは、メロンもナスもお米さえ、危なっかしくて手がかかる。
だから手を差し伸べたいし、サポートもするし、見守りたい。

仕事や活動もそう。
新しい船出がいつも順風満帆だったら、そりゃ言うことなし。
けど、荒波も来るし嵐にも遭うし、デカいクジラだっている。
だからいるんです、灯台が。

KLASINAさんはすでに素晴らしい腕を持っているし、目利きも凄い。
その世界観とオペレーションには、いつも目を見張るセンスがある。
これからも進化していくだろう。

でもね、それ、ずっと頑張ってきたんやもんね。
よちよち歩きもあったやろうし、転んで倒れて泥だらけになったこともあったやろ。
また起き上がって、助けられて、支えられて、一歩ずつ進んできたんやもんね。
もちろんこれから荒波も嵐もクジラいるし、迷うこともあるやろう。

だから、灯台になれればと。
そう思う。

じゃ、
今度のマルシェのイートインを、ここでぜひ。
「灯台の産地」で。


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