ちきりのけんさきとるばい



「ちきりのけんさきとるばい」

突然 こう言われて対応できる大阪人は少ないだろう。
しかしそこは、ほれ、22年の熊本経験値
作業の合間に 麦わら帽かぶり泥まみれ長靴で伝えに来てくれた農家さんに、俺が答える。

「ほならつんであとではしる」







ハカリは定期検査が義務
って マジか。。。
恥ずかしながら知らなかった。

2年に1回、検査を受けて検定証印をもらうのがルール。
合格証印をもらい 初めて取引や証明に使うことができる。と。
業務用は。仕事の話だからね。
なので、家のキッチンスケールは取引じゃないし必要なし。
風呂上がりの体重計も証明で使わないので不要。
となると、ライザップの体重計は定期検査してるってわけだ。


「ちきりのけんさきとるばい」
は、わかった?
「ハカリの、年に一度の定期検査がやって来ているよ」
でした。

「ほならつんであとではしる」
と俺が答えたのは、
「それなら(ハカリを)積んで後で走って行ってくる」
でした。

ってことで、出荷場の4台のハカリを車に積み公民館へ。
(昨年までずっと農家さんが持って行ってくれてたので、俺が検査を知らないだけだった…ごめん)







気のいい計量士のオヤジさんが一台ずつチェック。
でも、ギラっと眼光鋭く真剣におもりを乗せてく。

「大丈夫。許容誤差内。合格っ!」

(写真の)左のおもりが10kg。
ほぉ、あんな小さいのが?
それより少し大きい20kgのも置いてある。
俺は、検査を見ながら オヤジさんと話しながら、
ギラっと眼光鋭く真剣に20kgをチェック。







その場でダンベルカールに入ってしまった。
炎天下、上腕二頭筋がさらに熱く燃えてきた。
計量士さんたちは唖然。そして無言。
(つい… すみません)
でも、多くのハカリたちはきっと思ってるだろう。
「あぁ、こいつならやりかねん」と。
「ま、許容誤差内や」と。(苦笑)







農作業は体力勝負なのです。
土のめぐみはパワー必須なのです。
このキャベツ、実は15キロあります。
(うそです)

農作業が体力勝負ってのは切実なホントの話。
重量野菜農家の後継者が極端に減ってる。
キャベツ、白菜、大根、じゃがいも、さつまいも、人参、玉ねぎ…などが重量野菜。
要するに重い野菜。
あ、野菜じゃないけどスイカもそう。
高齢になると、うんうん、そりゃキツいわ。
毎日キャベツ畑でダンベルカールやってるようなもんだし。


「畑 de 筋トレ」
よしっ、この企画でいこう。
大根を延々と引き抜きながら 男らしくダンベルショルダープレス20分。
どう?

「畑 de ダイエット」
よしっ、このプランもいこ。
人参で三頭筋を引き締めて 腕の振り袖をなくす ”フレンチプレス15分”
どう?

農家さんを助けながら オーガニック野菜を食べながら 美しいカラダを手に入れるという、一石三鳥の計画を立て…
ダメ?(笑)


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