きっと想像した以上に騒がしい未来が僕を待ってる



 



梅ではない。
たぶんこれはわからないだろうなぁ。

桃でもない。
いや、そのままの姿だからわかるかも。






木を見て気付く人もいるかもしれない。
まさに、そう、あの美しい花を咲かせるあの木の親戚だから。







あっ、を見て一発でわかった?
さすが食いしん坊。俺と一緒です。
よもぎ餅より柏餅より笹団子より、俺はこれがいい。


そう、さくらんぼ です。

写真を見返すとわかるでしょ。
これが真っ赤に熟れたとき、宝石のように輝く。
食べられる『真紅のルビー』になる。


「さくらんぼ」といえば やっぱり 山形県。
前職(商社マンの頃)で山形にはホントに毎月行ってたなぁ。
大阪からYS-11というプロペラ機で飛んで行ってた。
今もプロペラ機は乗るけど、うん、快適ですよ。
でも昔はまるで違った。
とにかく…うるさい。
プロペラ音がめっちゃくちゃ強烈な爆音でね。
隣に座ってる先輩がしゃべりかけてくると・・・

先輩・・・・・・・・・る?
 ババババババババババ…
土田「はぁ?」
 ババババババババババ…
先輩・・・・・・る?
 ババババババババババ…
土田「はぁぁ?」
 ババババババババババ…
先輩・・・くぅ?
 ババババババババババ…
土田「はぁぁぁぁぁぁ?」

もう単語すらわからない。
パントマイムかいっこく堂状態。
なんと言ってたかというと・・・

先輩らへったなぁ、いたらにたべ
 ババババババババババ…
土田「はぁ?」
 ババババババババババ…

先輩からぁ、にたべ
 ババババババババババ…
土田「はぁぁ?」
 ババババババババババ…

先輩ぁーにぃーをーくぅ
 ババババババババババ…
土田「はぁぁぁぁぁぁ?」

先輩はたぶんここで心が折れたんだろう。黙ってしまった。(苦笑)
恐るべしYS-11である。


山形はホントに好きな場所だった。
出羽三山を眺め芋煮を食べて、蔵王温泉で癒やされて、山寺で丸こんにゃく食って、
あ、いや、仕事で毎月通ってたんです。念のため。
中でも、山形といえば「さくらんぼ」
何軒もの農家さんのところへ何度もおうかがいしていた。
ひとことで言うなら ”あれはすごい”
確かに宝石だと思った。
もちろん栽培のご苦労は数多いんだろうけど、印象に残ってるのはまぶしすぎる輝き。
あれは「育てる」より「磨き上げる」という表現がしっくりくる。


梅雨のど真ん中がシーズンなので病気の被害が大変。
さらに大変なのが虫の被害。
ダムが決壊したかのようにイッキにゴゴゴーーーとやってくる。
三代目J Soul Brothersコンサートのようにわんさかやってくる。
いやぁ、気持ちはわかる。
甘いし、赤いし、美味しいし、艶っぽいし、輝いてるし、かわいいし。
虫もだけど、酔ったオヤジも同じようなものかもしれない。
甘くて、赤くて、美味しそうで、艶っぽく、輝いてて、かわいいのにわんさか寄って…いや、なんでもありません。


想像以上に甚大な被害が出てしまうさくらんぼ栽培。
だから、想像以上に農薬使用が多いさくらんぼ栽培。
残留農薬フルーツランキングでは常にベスト5~10にいるほど
それはもちろん知ってました。
でも、そのは知らなかった。
まったく農薬を使わずに真紅のルビーを育てている生産者がここにいたとは。
マジで、これはさすがに(声が出たほど)びっくりした。
ぜひルビーを見てみたいし、絶対に味わってみたい。
ということは、あの葉っぱで超プレミアム桜餅ができるわけか。(そっちかいっ)


4月末はさっきの写真の通り。
硬くて小さい赤ちゃん状態。
あと一ヶ月ほどで超プレミアム桜餅が
あ、違う、無農薬栽培の真紅のルビーにお目にかかれる。





一ヶ月後に熊本に飛んでこよう。
貴重な超プレミアム桜餅に
あ、違う、真紅のルビーに会いに。
~きっと想像した以上に騒がしい未来が僕を待ってる~ 『チェリー』スピッツ



もうYS-11はないから、この子でねっ。





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