諸君、がむしゃらでいこう  ~大阪住吉商業高等学校~







ある日、
大阪 住吉商業高等学校に出かけていった。
とっても暑い日だったことを覚えてる。


3年生の「販売実習チーム」がある。
商品開発や販売を通じて地域の方々とのふれあうことを 授業の一環として行っている。
今回、先生からご依頼をいただいたのが『熊本復興支援』のイベント販売。
販売実習で得た利益をすべて復興支援の義援金にするという。

先生と話しをしていて、いろいろと感じるものがあった。
生徒たちの熊本への想い。
行っていく活動。
ホントにいろいろ。
なので、快くお手伝いをさせていただくことに…


ん?


話し終えて、職員室から出ての帰り際だった。
玄関まで歩いて行く途中、多くの生徒たちとすれ違った。
ま、そりゃそうだ。
学校だから。授業あるから。

で、先生たちに見送られて校門を出た。
出たとたん、
本当にその瞬間、
マジで、
なんだか、自分が、自分を、切なくなってしまった。
(ん?と感じた正体がわかったんです)

「あ、俺、 取りに戻ろう」

実は、そう思った。。。





生徒たちはみんなで、熊本地震の多くのことを調べてくれた。
今まで、考えもしなかったこと。
一秒前まで思いもしなかったこと。
彼には刺さったのかもしれない。
彼女らには、魂を揺さぶられたのかもしれない。



多くの方に熊本地震について知ってもらいたいと思い始まった販売実習部です!
今回は、「もし家族と急に会えなくなってしまったらどうしますか?」という事と「調べてみてこれからの家族との接し方の変化があるのか」について代表4人の方に発表してもらいました!
(3年生販売実習チーム)




熊本復興支援イベントの1週間前に 教壇に立った。
そしてリアルに話をしてあげた。
2016年4月16日。熊本地震。
あの日のこと。
そして今。





本日は、当日の販売実習にも来ていただく、株式会社土のめぐみの土田様が講演に来てくれました。熊本の震災当時の話や野菜を売るときの売り方や言葉のかけ方など練習を交えながら教えてくれました。実際にやってみると難しくも楽しくもありました。おいしい料理などを伝えるのがなかなか難しくて苦戦しました。
今回の講演をもとに、当日の販売までしっかりやっていきたいと思います。
(3年生販売実習チーム)



そうそう。
イベント当日に向けての販売レクチャー。
…というか、まぁ、なんというか。
先生からのご要望なので、セールスのポイントトークやWSっぽいロープレもその場で実践。
基本、商業高校だから特にね。
ただ、たった1時間の授業でそもそも何ができる?って感じ。
単に付け焼き刃の小手先トークになることが一番怖いからね。
なので、とにかく授業では楽しく・おもしろく・インパクト重視。

これがよかった
俺は担任の先生じゃない。
だからこの時間は好き勝手やっていい。思うように言っていい。
という自由度が彼ら彼女らを1ステージ上がらせたのかもしれない。

まぁ、しかし、いろんなところから想定外の玉が飛んでくる。
えっ、そんな返し?(笑)
わっ、そこで突っ込む?(笑)
おっ、俺に突然リクエストを?(笑)


途中からアホほど盛り上がったなぁ。
マジで見どころあるわ、こいつら。




休憩中に隣りにいた彼がササっと漫画を書いてくれた。やっぱ男の子やね。








イベント当日、7月18日はおっそろしいほどド晴天。
記録的な暑さになったんじゃないの?確か。
で、開催が13時30分という殺人的ピークタイム。

初めての生鮮野菜熊本ONLY無農薬野菜、すべて初トライ。
経験も、知識も、場馴れも、なーんもない。
それに、どんどん人がやってくる大都会の真ん中でもない。
(イザとなりゃ俺が一人で売りまくろうと思ってたけど)
なので、売れるかどうか心配で心配で。
我が子たちを見るようで心配で心配で。(汗)







ごめん。
まるでいらん心配だった。
イベント開始早々、もう…怒涛のごとく鬼のように売れまくり。
あれこそ文字通り「飛ぶように売れる」だわ。
ナスときゅうりは確実に飛んでた。あぁ俺は見た。(笑)
ホントにすごかったね。


しかし、野菜販売担当の女の子たちにはギョっとなったわ。
ぉぃ、どこで学んだ?(いや学んでないよな)
誰に教えてもらった?(というか本能か?)
キミら、全員お店の娘?(…なわけないか)

お客様への声かけ、待たせない誘導、元気いっぱいの動き。
臨機応変の即対応、チームでの役割分担、文句なしの笑顔。
本当に見事だった。

正直いうと、
それは店頭販売の(オカタい)教科書通りではないかもしれない。
でも、それをはるかに超える接客アクションだと思う。俺は思う。
いや「接客」という言葉はふさわしくないかもしれん。

『人と人』が交わるふれあい。
そこにはキミらの「愛」がたっぷりあった。
理屈や 能書きや 計算や 駆け引きや 作戦や バランスや 体裁や 見栄や ズル賢さ なんかとはまったく無縁の、迷いなく戸惑うことなく 全力でまっすぐ突っ走る「愛」があふれてた。


ほら、イベントの1週間前、教壇で俺が話したよな。
キミたちに これだけは という熱い想いを最後に伝えたよな。


「お客様はね、キミと接したいんよ。
野菜はキミとふれあうためのツール。実はそれだけ。

主役は野菜じゃない。キミ。
だから、思ったことをまっすぐおもいっきり笑顔で伝えてあげれば それでいいよ」


できてるやん!
いや、そんなもんはるかに超えて100点満点やんっ!
せ、先生はうれしい。(笑)






恐ろしい炎天下に 営業部長くまモン登場。
さすがに、イッキに主役を奪われた…っていつものことだけど。





わが最強のセールスレディたちを、


  

チカラでねじ伏せる営業部長。





レディにも、まるで容赦なし。





さらにチカラを見せつけようと、





ひそかに 本気の目が怖い。





やっぱ、容赦なし。











生徒たちは今回のイベントで たくさん学んでくれた。
昨日まで、考えもしなかったこと。
初めて湧き上がった熱くてどうしようもない感情。
彼には刺さったんだと思う。
彼女らの魂は大きく揺さぶられたんだと。

そして生徒たちは、動いてくれた。







たくさんの想いをありがとう。
いっぱいの言葉をありがとう。
あふれ出す情熱をありがとう。







今、熊本県の所長室に大きく飾らせてもらっています。
(この後、熊本県庁で大切に保管展示される予定です)





ある日、
住吉商業高等学校に出かけていった。
とっても暑い日だったことを覚えてる。

そして、
教壇に立ち生徒たちに話をして 改めて思った。
イベントの最中、さらにおもいっきり強く感じた。
あの日、先生と話し終えて校門を出た瞬間に感じた正体を。


あいつら、
ただただ、がむしゃらで、まっすぐ なんです。


さっき書いたけど、
理屈とか能書きとか、計算ちゃら駆け引きちゃら作戦ちゃら、
ましてやバランスに体裁に見栄、はたまたズル賢さなんか、そんなもんどーでもよくって。
自分の心が動いた方へ、迷わず戸惑わず 全力でまっすぐ突っ走るんよ。
あいつら。

確かに 大人になっていくと、
置いてけぼりになっていく言葉一歩があるかもしれん。
いやいやいや、でも、それ、無くしてないからな
ちゃうで、そこに置いてあるだけなんやから。
だからあのとき、思ったんです。

「あ、俺、 取りに戻ろう」 って。



ある日、
住商に出かけていった。
めっちゃ暑い日だったことを覚えてる。
でも、それ以上に俺が熱くなってしまった。(笑)






食べることも、想うことも、歌うことも、走ることも、作ることも、伝えることも、泣くことも、ガハハと笑うことも、愛することも…
ぜーんぶ、まっすぐ やってみよっか。



住商諸君、

ほんま、ありがとう。
























わが最強のセールスレディのサービスショット(笑)


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